私『神川 柚』には大大大好きな人がいる。
彼を好きになったのは4年前の中1の時
中学の入学式
「えー…この1年2組の担任になりました。
伊澤 高広です。
これから1年間、宜しくお願いします。」
「えーでは、10分間の休憩です。」
キーンコーンカーンコーン
めんどくさい。
休み時間、
みんなもうグループになってる。
少し出遅れなんてことは気にもならない。
「はぁ…。」
なんて言いながら1番うしろの席を立った
「屋上かぁ」
ガチャッ
まだ肌寒い風がフワッと私をつつんだ
ここち良い太陽のあたたかさ。ふと、
「だれ?」
どこからか聞こえた小さな声は地獄耳の私にはハッキリと聞こえた。
周りを見渡すと、こちらを見ているような人影
黒く少しクセのある髪、私と同じくらいの背
小さいけど迫力があってカッコイイ。
上履きの色が黄色だからたぶん同級生
「黄色ってことは…同級?」
低くてどこかくすぐるような声
「あ、うん。」
びっくりして声が裏返ってしまった。
仲良くなれたらいいなぁなんて内心思ってしまった私。
彼を好きになったのは4年前の中1の時
中学の入学式
「えー…この1年2組の担任になりました。
伊澤 高広です。
これから1年間、宜しくお願いします。」
「えーでは、10分間の休憩です。」
キーンコーンカーンコーン
めんどくさい。
休み時間、
みんなもうグループになってる。
少し出遅れなんてことは気にもならない。
「はぁ…。」
なんて言いながら1番うしろの席を立った
「屋上かぁ」
ガチャッ
まだ肌寒い風がフワッと私をつつんだ
ここち良い太陽のあたたかさ。ふと、
「だれ?」
どこからか聞こえた小さな声は地獄耳の私にはハッキリと聞こえた。
周りを見渡すと、こちらを見ているような人影
黒く少しクセのある髪、私と同じくらいの背
小さいけど迫力があってカッコイイ。
上履きの色が黄色だからたぶん同級生
「黄色ってことは…同級?」
低くてどこかくすぐるような声
「あ、うん。」
びっくりして声が裏返ってしまった。
仲良くなれたらいいなぁなんて内心思ってしまった私。