「叶斗ッ…!!」 気づいたら放課後になっていた。 陸に呼ばれ後ろを振り向いたら 「おまッ……!顔、死んでるぞ!?」 「え……そう…?」 のどから出てきた声は弱々しくて、 ずーーとぼーーとしている。 「なんか、頭がぼーとするんだよな…」 「お前、顔赤いぞ?」 え…??もしかして…… 「叶斗ッ!!」 急に目の前が真っ暗になり意識が途切れた。