着替えをすませて教室に戻る前に
自販機に行った
2人の恋バナがやっと終わった
ジュースを飲みながら教室につくと
教壇で男子と話をしていた先生が
こちらを向いて
「歩き飲み禁止だぞ。」
注意をされた。
「喉乾いたんだもん。」
「飲むなとは言ってない。
せめて止まって飲め。」
「「「はぁい。」」」
「よろしい。」
何気ない会話なのに
さっきの2人の話が頭から離れなくて
妙に意識してしまいドキドキしていた。
授業中も先生の顔がまともにみれなかった
「杉本。ちゃんと話し聞いてるか?」
「ひゃいっ。」
突然名前を呼ばれ変な声が出た
秋那と明莉だけじゃなく男子にも笑われ
一気に恥ずかしくなり体が熱くなった
顔を見られるのが恥ずかしくて俯いた
授業の終わりを知らせるチャイムがなった
全くと言っていいほど
授業に身が入らなかった
教室にいるのがいたたまれなくて
トイレに駆け込もうとしたが
「杉本。」
出来る限り話をしたくない人に
呼び止められてしまった
「なんですか?」
なるべく顔を見ないように返事をした
「さっきはどうしたんだ?
いつもの杉本らしくなかったが。」
「考え事をしてただけです。」
「そうか。それならいいが
なかなか面白い返事だったな。」
先生はいつもと違う笑みをしていた
その笑みを見たとき
胸が高鳴った様な気がして
また体が火照った
「顔赤いぞ?熱があるのか?」
「何ともないです。それじゃ。」
まだ何か話そうとしていたが
走って教室に戻った
ーーーーー
放課後テスト勉強をするため
図書室に行った
「結華ってしっかりしてるようで
どこか抜けてるよね~。」
「いわゆる“天然”だよね~。」
「天然じゃないよ。」
中学の頃から“天然”だと言われていたが
自分ではそう思わない。
「明日からテストだね…」
「イヤだよね…」
明日からテスト期間なのに図書室には
私たちと司書の先生しかいなかった
『私少し職員室に行ってくるから
留守番頼んでいい?』
「いいょ~。」
『お願いね~。』
司書の先生が職員室に行ってから少しして
真剣に勉強をしていた
「数学って難しすぎる……
数学なくなればいいのに。」
秋那がシャーペンを放り投げた
「私は理科がなくなって欲しい……。」
明莉は机に顔を伏せ
「いいよね結華は。苦手な教科なくて。」
「私だって苦手な教科くらいあるょ……。」
言いながら背もたれにもたれ
「社会科が苦手。
歴史なんか大嫌いだょ。」
「えぇ…。私去年まで社会科嫌いだったけど
岡本先生が教科担になってから
分かるようになったよ?」
明莉が顔をあげながら言った
「私も。岡本先生になってから社会科
楽しくなったよ。」
秋那も投げたシャーペンを
拾いながら入った
確かに岡本先生の教え方は
社会科の先生の中で一番わかりやすい。
「わかりやすいけど
なんでか苦手何だよね…‥。」
「わかりやすいのに苦手って
どう言う事だ?」
図書室の入り口から声がした
「盗み聞きするなんて先生変態~。笑」
明莉が笑いながら言うと
「図書館なのに静かに話をしてない
お前たちマナー違反だぞ。」
指摘され反省する
「「「ごめんなさい。」」」
「分かればよろしい。
でさっきの話しの続きだが
どこらへんがわからないんだ?」
「えっとね。数学の……」
「理科の………」
秋那と明莉が質問しようとすると
「ちょ、ちょっと待て。
俺の教科担は社会科だ。
数学と理科は森田先生と長門先生に聞け」
「えぇ……。」
「岡本先生に教えて貰いたかったのに…。」
2人は落ち込んだようにした
「私森田先生の所に行って来る。」
「じゃぁ私も。長門先生に聞いて来る。」
2人はノートを持って図書室を出た
自販機に行った
2人の恋バナがやっと終わった
ジュースを飲みながら教室につくと
教壇で男子と話をしていた先生が
こちらを向いて
「歩き飲み禁止だぞ。」
注意をされた。
「喉乾いたんだもん。」
「飲むなとは言ってない。
せめて止まって飲め。」
「「「はぁい。」」」
「よろしい。」
何気ない会話なのに
さっきの2人の話が頭から離れなくて
妙に意識してしまいドキドキしていた。
授業中も先生の顔がまともにみれなかった
「杉本。ちゃんと話し聞いてるか?」
「ひゃいっ。」
突然名前を呼ばれ変な声が出た
秋那と明莉だけじゃなく男子にも笑われ
一気に恥ずかしくなり体が熱くなった
顔を見られるのが恥ずかしくて俯いた
授業の終わりを知らせるチャイムがなった
全くと言っていいほど
授業に身が入らなかった
教室にいるのがいたたまれなくて
トイレに駆け込もうとしたが
「杉本。」
出来る限り話をしたくない人に
呼び止められてしまった
「なんですか?」
なるべく顔を見ないように返事をした
「さっきはどうしたんだ?
いつもの杉本らしくなかったが。」
「考え事をしてただけです。」
「そうか。それならいいが
なかなか面白い返事だったな。」
先生はいつもと違う笑みをしていた
その笑みを見たとき
胸が高鳴った様な気がして
また体が火照った
「顔赤いぞ?熱があるのか?」
「何ともないです。それじゃ。」
まだ何か話そうとしていたが
走って教室に戻った
ーーーーー
放課後テスト勉強をするため
図書室に行った
「結華ってしっかりしてるようで
どこか抜けてるよね~。」
「いわゆる“天然”だよね~。」
「天然じゃないよ。」
中学の頃から“天然”だと言われていたが
自分ではそう思わない。
「明日からテストだね…」
「イヤだよね…」
明日からテスト期間なのに図書室には
私たちと司書の先生しかいなかった
『私少し職員室に行ってくるから
留守番頼んでいい?』
「いいょ~。」
『お願いね~。』
司書の先生が職員室に行ってから少しして
真剣に勉強をしていた
「数学って難しすぎる……
数学なくなればいいのに。」
秋那がシャーペンを放り投げた
「私は理科がなくなって欲しい……。」
明莉は机に顔を伏せ
「いいよね結華は。苦手な教科なくて。」
「私だって苦手な教科くらいあるょ……。」
言いながら背もたれにもたれ
「社会科が苦手。
歴史なんか大嫌いだょ。」
「えぇ…。私去年まで社会科嫌いだったけど
岡本先生が教科担になってから
分かるようになったよ?」
明莉が顔をあげながら言った
「私も。岡本先生になってから社会科
楽しくなったよ。」
秋那も投げたシャーペンを
拾いながら入った
確かに岡本先生の教え方は
社会科の先生の中で一番わかりやすい。
「わかりやすいけど
なんでか苦手何だよね…‥。」
「わかりやすいのに苦手って
どう言う事だ?」
図書室の入り口から声がした
「盗み聞きするなんて先生変態~。笑」
明莉が笑いながら言うと
「図書館なのに静かに話をしてない
お前たちマナー違反だぞ。」
指摘され反省する
「「「ごめんなさい。」」」
「分かればよろしい。
でさっきの話しの続きだが
どこらへんがわからないんだ?」
「えっとね。数学の……」
「理科の………」
秋那と明莉が質問しようとすると
「ちょ、ちょっと待て。
俺の教科担は社会科だ。
数学と理科は森田先生と長門先生に聞け」
「えぇ……。」
「岡本先生に教えて貰いたかったのに…。」
2人は落ち込んだようにした
「私森田先生の所に行って来る。」
「じゃぁ私も。長門先生に聞いて来る。」
2人はノートを持って図書室を出た
