寝癖から始まる恋!?

机の上に鞄を置くと秋那の席に向かった

「今日の畑作実習かな?」 

「テスト近いから授業でしょ。」

2人が話してるのを聞きながらmailしてると

「てか結華また朝から岡本先生に
絡んでたね。」

「本当結華と岡本先生仲良いよね~。」

明莉と秋那が笑いながら話す

「そんな事ないよ。
ただ先生の寝癖が気になるんだよ。」

「でもよく岡本先生の寝癖
見つけれるよね。」

秋那が言うと

「確かに。
岡本先生髪短いから分からないよね。」

明莉が話してるの担任が入ってきて

『HR始めるぞ。席つけ。』

「じゃぁ結華と岡本先生の話は
またあとで。」

私は聞こえなかったように席に戻った


HRが終わると

『今日の畑作は教室で授業だ。
女子3人で研修館に教材取りに来い。』

「「「えぇ………。」」」

『えぇじゃない。ちゃんと取りに来い。』

「「「分かりました。」」」

面倒だと思いながら3人で研修館に向かう

「2-Aの杉本です。
教材を取りに来ました。」

すると奥の方から担任が

『こっちだ。3人とも入れ。』

担任に呼ばれて行くと資料を渡された

「先生重いょ…。」

明莉が言うと

『筋トレだ。』

と笑いながらどんどんと資料が渡された

『落とさないようにな。』

資料を落とさないよう
注意しながら歩いてると

重たかったはずの資料が少し軽くなった

「あれっ?」

疑問に思ってると秋那と明莉が

「さすが岡本先生。ありがとぅ。」

「紳士だねぇ~。」

「まぁな。惚れるなよ?笑」

「惚れるかも~。笑」

いつの間にか私たちの隣に岡本先生がいた

「杉本はお礼も言えないのか?」

「ありがとうございます。」

資料にばかり気をとられていて
頭の回転がついていってなかった

「これどこまで運ぶんだ?」

「教室まで。」

「了解。」

先生が少し持ってくれたおかげで
歩きやすくなった

明莉と秋那は先を歩いていて
私は先生と2人教室に向かった。

「先生力持ちだね。」

「俺も一応男だしね。」

「先生男だったの!?」

少し驚いたように言うと
先生は驚いたように

「なんだと思ってたんだょ!?」

「寝癖星から来た寝癖星人。笑」

「なっ!?!?俺は普通の人間だぞ!!」

「えっ!?そうだったの!?!?」

と冗談を言ってるうちに教室についた

「結華遅かったね。」

「秋那と明莉が早いんだよ。」

資料を教壇の上に置いたら
私は席に向かった

「先生ありがとね。」

「どういたしまして。じゃぁ。」

話し終えると先生は教室から出て行った

「岡本先生。」

歩いてるのを呼び止め先生の所まで走った

「どうした?」

「これさっきのお礼。ありがとう。」

言いながら持ってきていた
飴とチョコを渡した 

「おっ。サンキュー。」

そぉ言うと渡した飴とチョコを
スーツのポケットに入れ

「早く教室戻れょ。」

手を振りながら職員室に戻って行った。