ー目覚ましの音で目が覚めた
いつもと変わらない朝
目覚ましを止めるため携帯をみると
mailが一件来ていた
“結華へ”
おはよう。
よく寝れたか?
…裕平さんからだ
送信された時間を見ると
6時前だった
…裕平さん早起きなんだな……
返信した方がいいのかなぁ…
悩んでいるとリビングから
お母さんの声がした
朝食をすまして制服に着替えた
いつも髪結んでるから
たまには結ばずに行こう…
「いってきます。」
いつもより少し早く学校に向かった
少しでも早く裕平さんに会いたぃ…
ーーーーーー
教室に向かってると
「結華…だよね……?」
秋那に呼び止められた
「秋那おはよう。どうした?」
「髪ほどいてたとこ見たことなかったから
誰だかわからなかった。」
「そんなにおかしいかな…?」
しなれないことしなきゃよかったかな…
「おかしくなんかないょ。
結んでたからよくわからなかったけど
結華の髪長くて凄くキレイ。
羨ましいょ…。」
…髪を褒められたのは初めてだ
話しに夢中になってると
「秋那おはよぅ。隣の子誰~?」
明莉が秋那に抱きついた
「明莉おはよぅ。誰って結華だょ?」
「おはよう明莉。友だちの顔忘れたの?」
明莉をみながら話す
「結華髪おろしてると誰だか
わからないょっ。」
「だよねぇ。私もわからなかったょ。」
靴箱に向かっていると
「あっ。岡本先生だぁ。
岡本先生~。おはょ~。」
明莉は名前を呼びながら手を振っていた
「んっ?あぁ~馬場か。おはよう。」
「先生おはよう。」
明莉と秋那が挨拶をしてる
「小林おはよう。」
いつも挨拶をしてなかったから
なんて言えばいいのか分からなかったが
いつもの癖で寝癖を探していた
…あっ。見つけた。
「ゆ…っ。先生また寝癖あるよ。」
思わず名前で呼ぼうとしている自分がいた
…危なかった……
「嘘だろっ!?!?今日はいつもより
念入りに……っ。
杉本お前今日どうしたんだ?」
「おかしい…よね……。やっぱり髪結ぶ。」
髪を束ねると
「えぇ…。そんなキレイな髪
結ぶなんて勿体ないょ。」
「そうだょ。今日1日だけでも
そのままいなよ。」
「…うん。」
違う事するとなんだか疲れる…
「先生もおろしてた方がいいと
思うでしょ?」
明莉が聞いた
「あぁ…。」
裕平と目があったが
すぐにそらされてしまった。
…やっぱり似合ってないよね
そうしてるうちに後5分でHRが始まる
「お前ら早く教室に行け。」
「「「はぁい。」」」
最後まで目合わせてくれなかった……
ーーーーーー
「あぁ~。後1時間で終わるょ~。」
秋那が背伸びしながら言う
「次果樹だね~。試験官の先生誰かな?」
ノートを見ながら明莉が話してると
教室のドアが開いた
「おーい。そろそろ席付け。」
入ってきたのは裕平だった
「あっ。ラッキー岡本先生だぁ。」
「明莉早くノートなおしてきなよ。」
席について
始まりのチャイムが鳴るのを待った
チャイムが鳴ると
「テスト用紙配るぞ。
答案用紙が裏表1枚。解答用紙が1枚だ」
ーーーー
一通り答えを書いて見直しまですませた
教壇をみると裕平は本を読んでいた
……本読んでるとこ初めて見た
あっ。今日はまだ寝癖直してなかったんだ
思わず笑ってしまった
すると視線を感じたのか
こちらを見た…
………がすぐにそらされた
終わりを知らせるチャイムがなった
テストを回収し終えると
すぐに裕平は教室から出て行った
追いかけたかったが
避けられている気がしてやめた。
いつもと変わらない朝
目覚ましを止めるため携帯をみると
mailが一件来ていた
“結華へ”
おはよう。
よく寝れたか?
…裕平さんからだ
送信された時間を見ると
6時前だった
…裕平さん早起きなんだな……
返信した方がいいのかなぁ…
悩んでいるとリビングから
お母さんの声がした
朝食をすまして制服に着替えた
いつも髪結んでるから
たまには結ばずに行こう…
「いってきます。」
いつもより少し早く学校に向かった
少しでも早く裕平さんに会いたぃ…
ーーーーーー
教室に向かってると
「結華…だよね……?」
秋那に呼び止められた
「秋那おはよう。どうした?」
「髪ほどいてたとこ見たことなかったから
誰だかわからなかった。」
「そんなにおかしいかな…?」
しなれないことしなきゃよかったかな…
「おかしくなんかないょ。
結んでたからよくわからなかったけど
結華の髪長くて凄くキレイ。
羨ましいょ…。」
…髪を褒められたのは初めてだ
話しに夢中になってると
「秋那おはよぅ。隣の子誰~?」
明莉が秋那に抱きついた
「明莉おはよぅ。誰って結華だょ?」
「おはよう明莉。友だちの顔忘れたの?」
明莉をみながら話す
「結華髪おろしてると誰だか
わからないょっ。」
「だよねぇ。私もわからなかったょ。」
靴箱に向かっていると
「あっ。岡本先生だぁ。
岡本先生~。おはょ~。」
明莉は名前を呼びながら手を振っていた
「んっ?あぁ~馬場か。おはよう。」
「先生おはよう。」
明莉と秋那が挨拶をしてる
「小林おはよう。」
いつも挨拶をしてなかったから
なんて言えばいいのか分からなかったが
いつもの癖で寝癖を探していた
…あっ。見つけた。
「ゆ…っ。先生また寝癖あるよ。」
思わず名前で呼ぼうとしている自分がいた
…危なかった……
「嘘だろっ!?!?今日はいつもより
念入りに……っ。
杉本お前今日どうしたんだ?」
「おかしい…よね……。やっぱり髪結ぶ。」
髪を束ねると
「えぇ…。そんなキレイな髪
結ぶなんて勿体ないょ。」
「そうだょ。今日1日だけでも
そのままいなよ。」
「…うん。」
違う事するとなんだか疲れる…
「先生もおろしてた方がいいと
思うでしょ?」
明莉が聞いた
「あぁ…。」
裕平と目があったが
すぐにそらされてしまった。
…やっぱり似合ってないよね
そうしてるうちに後5分でHRが始まる
「お前ら早く教室に行け。」
「「「はぁい。」」」
最後まで目合わせてくれなかった……
ーーーーーー
「あぁ~。後1時間で終わるょ~。」
秋那が背伸びしながら言う
「次果樹だね~。試験官の先生誰かな?」
ノートを見ながら明莉が話してると
教室のドアが開いた
「おーい。そろそろ席付け。」
入ってきたのは裕平だった
「あっ。ラッキー岡本先生だぁ。」
「明莉早くノートなおしてきなよ。」
席について
始まりのチャイムが鳴るのを待った
チャイムが鳴ると
「テスト用紙配るぞ。
答案用紙が裏表1枚。解答用紙が1枚だ」
ーーーー
一通り答えを書いて見直しまですませた
教壇をみると裕平は本を読んでいた
……本読んでるとこ初めて見た
あっ。今日はまだ寝癖直してなかったんだ
思わず笑ってしまった
すると視線を感じたのか
こちらを見た…
………がすぐにそらされた
終わりを知らせるチャイムがなった
テストを回収し終えると
すぐに裕平は教室から出て行った
追いかけたかったが
避けられている気がしてやめた。
