『蘭、お弁当食べよ』

蘭「えぇ、いいわよ」



私と蘭はいつもの、中庭に行った



蘭「ホントに大丈夫?」

『なにが?』


蘭は はぁ~ というように
深くため息をついて


蘭「資料、運ぶんでしょ?」

『うん そうだけど』



蘭「資料、1年ごとに5.6冊あるらしいわ

それが2年分だから10数冊あるのよ?」


『大丈夫だよ、私だよ?』

蘭「でも……」

『大丈夫だから』


私が強く言うと
しぶしぶ納得したらしく



私は資料へ向かった