君の隣で


それでも最後の抵抗なように
視線をそらす


羅綺「ねえ、やっぱり避けてるでしょ」

『ーっ!…避けて、ない』


動揺を隠そうとしたけど
隠しきれない……


羅綺「なら、さ……俺の目を見てよ」


『…へ?……』

羅綺「視線あからさまにそらしすぎ

避けてるってバレバレなんだよね」


口調はていねいだけど
なぜか不機嫌なことは伝わっってきて
威圧感がある


羅綺「なんで、俺をさけるの?」

その瞬間私の中でなにかがはじけた