君の隣で


それは羅綺が、目蓋を開いたから


羅綺「私は……なに?」


『ーーっ!』
きいてたのか⁉


瞬時に目を背けた
『……なんでも、ない』


そういうと
視界の端からすっと手がのびてきて


私の頬にそっとそえられ
強制的に羅綺の方をむかされる