君の隣で


だからなに?

羅綺「美姫、お前 分かってねぇだろ?

女なんだから
下校中、襲われるかもだろ?」



『大丈夫だよ〜』

私を襲う物好きなんていないってー



羅綺「は?」

『え?』
ビクッとした、
だって 羅綺のこぼした声は

あまりにも低くて


羅綺は私の手首をつかむと
裏道に連れて行った


『羅綺、手いたい』