君の隣で



怖くて、怖くて、声がでなかった

体も震えて

涙もどんどんでて



そのとき、

“せんせーーっ 女の子がっ!”

って言う
大きな声がきこえた


すると 男たちは
舌打ちしながら逃げていって



蘭がそこにいた

さっきの大きな声は蘭だった


蘭「大丈夫⁇」

そう聞いてくれて

震えてても頷くことしかできなかった



あとで聞いたことだけど

長谷 緋奈は彼方が好きだった


だから 彼方に好かれてる
私に嫉妬して

こんなことをしたらしい