美姫SIDE
羅綺「美姫、お前、昔、
何があったんだよ」
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あの時、気づけば
羅綺の名前を呼んでいて
そのすぐ後
私をたすけてくれた
彼は私を優しく抱きとめ
そう言った……
私の過去をなにかあることに
気づいていたことに驚いた
でも
どこにいても助けてくれる
そのすべては羅綺の優しさ
そっか…
羅綺に裏表なんてもの
存在しない…
冷たくみえるけど
ホントは優しさに溢れてて
周りを見渡す優しさがあって
誰かのためになることを必死で
やってくれる
この人は、大丈夫なんだ…
羅綺ならいい
少し前の私なら
絶対 そんなこと思わなかった
でも、今なら……いいと思える
『いいよ、
羅綺なら』


