溺愛王子とヒミツな同居




なんで……彼が、ここに?



「松坂……くん……どうして?」



「……どうしてって……、ずっといたけど」



うそ……っ!?



ずっとって……



まさかずっと!?



でも、なんで松坂君が私の家にいるの!?



驚きすぎて声が出てこない私を、お母さんとおばさんはクスクスおかしそうに見て笑う。



「え!? お母さん、これって……」



混乱しすぎて、頭の中がぐちゃぐちゃ。



そんな私を見兼ねて、お母さんは説明をしてくれた。



「まーちゃんがビックリするのも無理ないわ。

大翔君、すっごーくカッコよくなったし、私も一瞬わからなかったもの」



「そうね。我が息子ながら、自慢のイケメンに育ったものねぇ」



「……恥ずかしくないのかよ」



ニヤニヤ笑うおばさんに、冷めた表情を返す松坂君。



そんな松坂君の行動一つひとつから目を離せない。