「わぁ……っ!?」
「でかした! まりや~!! おめでとう! あんたずっと小さい頃から想ってきたんだもんね。
その恋が実って、あたしは自分のことのように嬉しいし!!
やっぱ、あたしの勘は間違ってなかったかぁ~!! うんうん、めでたいね!」
一番近くでずっと見守ってくれてきた栞がこんなに喜んでくれるなんて思ってなくて、胸に熱いものが込み上げる。
「うん、ありがと……栞、ありがとうね」
嬉しくて、涙腺が緩んだ私の頭を優しく撫でてくれる。
「お礼なんて言わなくていいって。まりやがずっと想ってきたの見てきたし、ずっと応援してきたんだから、喜ばせてよ。
本当に、可愛くて一途で素直ないい子なんだから、泣かせたら頭丸めるくらいじゃ許さないって松っちゃんに言わなきゃだな」
栞らしい言葉で、私をいつも笑顔にしてくれる。
どれだけ支えになってくれてたか、言葉にできないくらい私にとって、大切な存在。
「で、どこまでいったの?」
口に手をあてて、にんまり笑う栞は興味津々。
「どこまでって、何のこと?」
言った途端に、バシン!と凄い音で背中を叩かれ軽い痛みが走る。
い、痛い……。

