彼は冷めた王子様



そして前半の時間は売り上げもバッチシで終わった。

やったーー。後半と交代。

あ。そうだった。あたし…美少女コンテストに出なきゃだ…。

こんなの出たくなかったのにな…。

「美愛ほんとにごめんね…。

人数たりないからってあたしが美愛誘っちゃったから…。

一ノ瀬くんと行動できなくなって…」

「大丈夫だよ!彩のせいじゃないから!
さっ。いこっ!」

時間はPM6時。

空は少しずつ暗くなってきてる。

ほんとはね。ほんとは柊弥と行動したかった。

「俺と柊弥も後でコンテストの会場いくからね〜」

恭聖くんと柊弥が…。

ま、選ばれないからいっか。

「美少女コンテスト参加者は会場に来てください!」

アナウンスがはいったのであたしと彩は向かった。