「美愛。ちょっと話そ?」

きっと彩にはばれてる。

彩は知ってるから。

あたしと颯太の関係。


「美愛」

「……」

「わかってる。倒れた理由。
颯太だよね?あたしもびっくりした」

「うん……」

「辛いよね…同じクラスなんて。
神様ってどこまで意地悪するのか」

「…う…ん。昔の事思い…だしちゃう」

「うん…。でもね、美愛。
あんたには過去に負けない今がある。

一ノ瀬くんに愛されて。
一ノ瀬くんと恋してる美愛、過去より
すごく幸せそう。
美愛もそうでしょ?

それにあたしだって恭聖だって大好き
なんだから、美愛。

過去になんか全然負けてないよ?」

そうだよね。あたしには過去に負けないくらい大好きな人がいる。

いつまでも過去にすがってたらダメだ。