「ふっ。うれしい。まじ…
生きてて1番うれしかったかも…」

「そうやって思えるやつこれからも2人
作ってこ♪」

あたし、ずっと一緒にいたい、柊弥と。

ギュゥッ

「…あんまり可愛いこと言うなって…」

キュンッ

「可愛いなんて…」

「可愛いよ、美愛は。他の女となんか比
べもんになんねぇくらいにな?」

うれしかった。素直に。

これもきっと柊弥が言ったから。

「ありがとう…」

「こちらこそ最高の誕生日をありがと。
美愛の誕生日楽しみにしてろ?」

「…っう、ん…」

嬉しかった。ずっと一緒だって言ってくれたみたいで。