「柊弥ー!ごめんー!待ったー!?」

「いや、別にいいんだけどさ。遅れるな なら連絡してくんないと心配する」

ドキッ

もう…。あたしをドキドキさせる天才。

あたしたちは手をつないで歩きだす。

「つーかさ、お前からどっかいこっなん めずらしーよな」

「えっえぇ?そ、そお?」

「ま、嬉しいからいーけど」

「……」ドキ…

あたしたちはケーキ屋に入る。