そうだーーーー…。
付き合ってからもう2ヶ月。
柊弥といる時間はすごいはやく感じる。
「好きだ」
唇に冷たい感触。
「んっ…」
甘い。柊弥の口からはすっぱいレモンの香り。
「んっ…ぅー…」
どんどん深くなっていく。
ヘタッ
唇が離れる。
「あ、ちょっとやりすぎちゃった?
まぁ、なれてくことだな」
へ?なれる?
「ぷっ。なんでもねぇよ」
「もうっ!
……いじわる王子」
「あ?いじわるってなんだよ?
その唇もう1回塞いでやろうか?」
この人はよくこんな恥ずかしいことをサラッと…。
でも…
「あたしも好きだよ」
「うれしい。うれしすぎてやばい」
よかった。よかったよ。
あたしは幸せです。
また柊弥の事を強く抱きしめる。

