彼は冷めた王子様



「なに?お願いって…」


「…………。これがお願い」


「えっ…。あたしが…?」

「お願いだよ。

俺と柊弥、もちろんチームもこの大会がすごい大事なんだ」


「…あたしでいいのかな…」

「いいんだ…美愛じゃなきゃだめだよ」


「わかった…」

「いいの?」

「うんっ…!」

「さんきゅ。

柊弥には言わないから明日あいつきっと驚くよ」

「うんっ」