気、気のせいだよね...

あっという間に生徒玄関に着く。

「げっ」
柊弥は嫌々そうに手紙をもっている。

「どうしたの、それ?」

「……下駄箱にあった」

「で、なんでそんな嫌な顔…」

あたし嫌な時だけは勘、あたるんだよな…。

「…どーせ告白だろ」

ほら。あたった。