翌朝。

あたしはリハビリ中です。

「美愛先輩」

振り返れば小柄な子。

「私、柊弥先輩のことが好きなんです。

ちなみに私は先輩と同じ中学の一年ですよ。

先輩、柊弥先輩と別れてください」


「え…?

別れるのなんて…無理だよっ…」


「別れないと美愛先輩の大事な人が危ない目に会いますよ?」

「え……」

「ちなみに今は…」

そう