彼は冷めた王子様







あたしは目を開けると…、

前にあった噴水の周りがイルミネーションになっていた。

その中の噴水の水も高く上がっててすごい綺麗。

「き…れいっ…」

ただ綺麗すぎて言葉がでない。

「気にってくれた?」

「うん!!」

「こっちも…な?」

そういわれてからあたしの左手の薬指に唇がふれた。

ふれた指を見ると…。

「これっ…!」

そこにはあたしがずっと欲しがってたペアリング。