彼は冷めた王子様


「なにほしいっ?なんでも買うよっ!」

「物なんていらねぇ」

「へ?じゃあ何がいいの?」

「分かんねぇ?」

「うん?」

ガタンッ
俺は美愛の顔を真っ直ぐ見つめる。

「お前でいーよ」

美愛はとびはねる。

「な、なにいってんのさっもうっ」

「本気だし?」

あぁ。こいつって何。反応がうけるっつーか…かわいーつーか。

「2人ともーーー邪魔しちゃ悪いけどな ?もうすぐ授業だぜ?」