彼は冷めた王子様


「すごいね!蓮くん!」

「何が?」

「説明うまかった!」

「ははっ。それかっ」

「うん!」

「じゃあ、ご褒美もらうね?」

チュッ

「えっ…」

あたしの唇に蓮くんの唇が…?

「自分にご褒美ってとこかな」

ただのご褒美か…びっくりした…。

「んじゃ、また明日ね?」

「うんっ…」