こいつ、ちょー赤いよ。

そりゃ、そうか。

美愛の前で上半身裸なんか初めてだし髪だって濡れてるもんな。

美愛は俯いてしまう。

耳まで赤い。

俺は優しく美愛の頭を上げる。

「美愛…顔隠さないで」

「しゅ…うや…んっ…」

俺は美愛の口を塞ぐ。

美愛は俺の腕を握って。

これが可愛いんだよな。

いつもより長いキス。

「甘い…っ。やべぇ…」

「はぁっ…んんっ…」

また重ねる。

「もう、理性崩れるかも…。

苺の味もするから余計…甘くて…」

美愛は小さいからキスの時とかは上目遣いになんだよな…。

それがまた…な?