あたしは柊弥と恭聖くんの近くのベットに横たわった。

これ、さっきかいだような匂い…。

恭聖くんと触れた時のだ…。

「お」

「あ、柊弥」

「来てたのか。あれ、恭聖もう行ったの?」

「うん!今、行ったよ」

「そっかっ」

柊弥は上半身裸で、髪も濡れていた。

それが色っぽくてあたしはかなりドキドキしてしまった。

「あ、お前、俺にドキドキしてるべ」

「えっ!」

「だってなんもしてねーのに赤いし」