「あ、一つ、教えてあげる。
蓮くんも…美愛の事好きだよ、きっと」
「えっ?なわけないよっ!」
「いや、あるある、美愛が鈍いだけ」
「ひど〜いよお〜…」
「だって…美愛に対する態度と他の女子にする態度、あきらかに違うから」
「そ…なの?」
「うん、たぶん一ノ瀬くんも気づいてるわね」
「えっ!そんなに?!」
「そうよ。だから気をつけてよ?
蓮くんと2人の時」
「あ、うん…。
今日、代表委員の仕事で集まりあるから会っちゃうなぁ…」
「そっか…。ま、なんかあったらあたしがなんとかする!」
「さすが彩!あたしの親友!」
「いぇいっ♪」
「あ、もう7時半すぎてるよっ!
あんた8時から一ノ瀬くんの部屋でしょっ」
「あっ、そうだそうだっ!」
あたしたちは急いで出て服を着た。

