サヨナラのしずく

しばらく泣いたあと、教室には戻る気になれず学校を出た。



ひとりの家へ帰る気にもなれなくて繁華街へとやってきた。



繁華街はこの時間に制服でいても違和感がない。



ここは学校をさぼっている高校生たちがたくさんいる。



1時間近く繁華街をぶらぶらしていたけど、行く宛が見つからない。



こんな時、友達がいれば一緒に笑いながら歩けたのかな?



友達がほしいとは思わないけど、友達がいたらこんなんじゃなかっただろうなって思う。



あんなことがあったせいかやけに悲しくなる。



ひとりでいる自分が悲しく思う。