サヨナラのしずく

そのまま押し倒されてしまった。




「ちょっと!何すんの!離して!やめて!!」




あたしは何も気にしないで大声をあげた。



今まであげたことのないくらい大きな声をだした。





「げっ、おい行くぞ」




あたしがあまりにも大きな声を出したからか男たちは焦って去っていった。



助かった…。



本当に何かされるかと思った。



怖かった…。



ホッとしたのか涙が流れてきた。



あたしは地面に寝転がったまま空を見上げ涙を流した。



1年ぶりの涙だった。