サヨナラのしずく

「何かよう?」




そう問いかけるあたしに男子たちは1歩近づいてきた。




「いや~用っていうか~なぁ?」


「そうそう」


「俺ら、高野さんの相手してあげようかと思って探してたんだよ」




気持ち悪い。




「欲求不満なんでしょ?」




机に書いてあったことを真に受けたのかは知らないけど、ありえない。




「“欲求不満です。誰か相手してー”って書いてあったじゃん」



「あたしは書いてない」




男子3人があたしを囲むように立っていて、あたしは照り付ける太陽のせいか汗が流れる。