俊平はそのままホテルの中に入り、適当に部屋を選び乱暴にあたしを部屋の中にいれた。



痛いほど感じる俊平からの視線にあたしは俊平を見ることができない。




「おい」


「………」


「おい!」


「なに?」




俊平を見ると、まだあたしを睨み付けていた。




「なにやってんだよ!?」


「別に」


「なに?」




俊平の声はあきらかに怒っていて、あたしはなんで怒っているのか分からない。



だってあたしが援交しようが何をしようが俊平には関係ないことだし。