「…ごめん」





あたしの目は見ずに、
そう言った駿。










「…やっぱり、重た…」



「俺は麗が生きててくれて
 …良かったって思ってる」




…!?






"重たかったよね"
そう言おうとした
あたしの言葉を遮った駿。





「…お前は殺したんじゃない。


 お父さんは、
 お前と一緒に生きてる」






涙を流しながら
優しく笑った駿に、