黒龍Ⅱ








「…それで、


 答えは決まりましたか」





質問系なのに
なぜかその言葉には威圧感があって。





あたしのバックに目をやる崎沢は
きっと答えを知っている。















「…なるよ…、



 …白龍総長に」






振り絞った声はきっと震えてて







そんなあたしを見て、

崎沢は笑うんだ。