そんなあたしには 目もくれず、 「闇天狗が 私たち鬼神組の下で働いていることは ご存じでしょう。 …ですがもう、 闇天狗は用済みなんですよ。 彼らは あまりにも多くのミスをし過ぎた」 ここで、 あたしの顔を一度見ると 「…麗さん、 闇天狗の代わりに 私の下で働きませんか?」 そう言って手を差し出す。