考えないようにしてるのに。 "…麗、 生きろ…" お父さんの 言葉が、 声が、 笑顔が。 "…信じてます、総長" あの時の竜聖の 言葉に、 声に、 笑顔に。 全部、全部 重なってしまう。 … 「…駄目だ」 こんなこと考えてちゃ駄目だ。 あたしは、 必死になって竜聖を探す。