--- あの後、 傷が思っていた以上に深くて 縫ってもらうことに。 改めて、 よく我慢したと思う。笑 「…それじゃあ、 本当にありがとうございました」 「いや、お礼を言うのは 僕の方だよ。 ありがとう。 いつでも、 麗ちゃんの好きな時に 来てくれるといい。 待ってるよ」 「待ってるわね。 今度来るときは、 女の子の姿を期待してる」 優しく笑う2人に、 もう一度お礼を言った後 あたしは倉庫へと向かった。