「瑠衣、夏休み2人でどっか行かない?」



昼ご飯を食べ終えた私は、早速瑠衣のもとへ行った。





「………それはデートの誘い?」




「うん。そうだよ。」




固まった瑠衣を覗き込む。





「マジで?!行く。絶対に行く。死んでも行く!」



……死んだら行けないからやめて。



心の中で苦笑しながら、私は頷く。




「美幸からのお誘いだぞ。なんとしても行くから。」




「う、うん。わかった。」




いつものように抱きついてくる瑠衣。




「美幸可愛いーっ。」




私の顔はすぐに真っ赤になる。