「ごめんね……希望にまで心配させちゃって。」
「なに言ってんの。親友なんだから、当たり前でしょ?」
希望の言葉に、更に涙が溢れる。
希望とは、保育園も小学校も中学校も違くて。
高校で仲が良くなった。
でも、別々の中学で水泳部だった私と希望は、種目も同じだった。
だから、大会の度によく会っていて。
少しづつ話すようになった。
ライバルみたいな友達だった。
それで、この高校で出会った。
同じクラスで、また2人とも水泳部だから自然に仲良くなった。
今では、本当に頼りになる、かけがえのない親友だ。
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