それに、 私は、誓ったんだ。 『優也の帰りをずーっと待ってる』 そして、彼も誓ってくれたんだ。 『日本に帰ってきたら、美幸を迎えに行く』 今でも、大好きだった彼を忘れることが出来ないんだ。 この空が、彼と繋がってるんだって考えると…… どうしても、優也を好きだって気持ちが溢れてしまう。 「美幸……。」 希望は私の顔を見て、悲しそうな顔をする。 きっとそれは、 私が泣いているからだね。