道の真ん中で。



すれ違う人達からチラッと見られる中。



大胆に告白した君は。





俺に抱きついたまま離れなくて。






その姿がすごく愛おしかった。





本人は告白だなんて気付いてないんだろう。




でも、きっとその気持ちは俺と一緒だから。




自惚れちゃってもいいですか?






「美幸、好きだ。」




少しのもどかしさと



大きな愛おしさ。



それに少量の恥ずかしさを加えた、




この気持ち。






やっぱり俺は、美幸しか好きになれない。