「あなたに嫉妬しながらも、お互いを想うあなたたちが、好きだった。」
「そもそも、瑠衣くんが相川さんしか好きになれないことくらい気付いてたよ。でも、そんな一途な瑠衣くんだから好きになった。」
「私たちは、瑠衣くんも相川さんも好きなの。
瑠衣くんと幸せになって欲しかったけど、それが無理でも相川さんは幸せになって欲しい。」
彼女たちの言葉は、私を温かく包んでくれた。
その言葉一つ一つに幸せを感じて、
彼女たちの想いに胸がぎゅーっとなった。
「あなたと優也くんの間で何があったか知らない。
けど、きっと幸せに繋がるはずだから、優也くんと幸せになってください。」
ありがとう。
本当にありがとう。
どうしようもない嬉しさが込み上げた。
「ありがとう。」
「私たちは、相川さんを応援しているから幸せになってください。」
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