なのに、どうして? 「もう傷つくのは嫌なの。愛を失うのも、二度とごめんなの。 瑠衣だけを想っていたいっ。」 絶対に本心のはずなのに…… この想いは、私の心からの願いなのに…… 「優也がいると、頭がぐちゃぐちゃになるの。気持ちが揺れちゃう。 だから、無理だよっ。」 これ以上、私の心を乱さないで。 「日に日に、瑠衣との思い出が消えるの。瑠衣の顔も、声も、温もりも……わかんなくなっちゃうのっ。」 怖い。瑠衣との時間が消えそうで、怖い。 「忘れたくないのに、忘れちゃうのっ!」