スパッと切られた言葉。 ここはお言葉に甘えさせてもらうことにした。 「ーーそろそろ、か。」 暫く(しばらく)屋台で楽しんでいると、優也が携帯を見て呟いた。 「美幸、ちょっと歩くけど、移動していい?」 「え……?うん。」 優也に引っ張られるまま、着いた所は、河の近くで、ちょっとした丘の上にある公園。 「ここ、穴場なんだよな。」 何のことかわからず、顔を傾けた。 「---美幸」 優也が突然、真面目な顔をするから、つられて真剣な気持ちになる。 「好きだ。」 パァーーン