「私なのっ……あなた達の言うとおり、私のせいで、瑠衣は死んだの。」 「美幸、お前バカだろ。瑠衣が美幸を守ったんだよ。瑠衣の自業自得だ。」 確かに、最終的に行動したのは瑠衣だ。 でも、 私がいなかったら、瑠衣は死ななかった。 「私が、もしも瑠衣と出会ってなければ、瑠衣は死ななかったのっ!」 私は、瑠衣と出会えて変われたけど、瑠衣の未来を奪った。 「美幸、落ち着けって。」 優也は、私を抱きしめた。 私は、抵抗せずに、立って泣いた。 「すみませんでした。」 突然、後輩くん達が謝ってきた。