ピッピッピッ… 一度も聞いたことのない音で目が覚める。 目を開けると、見えたのは白い天井。 見覚えのない景色に、起き上がる。 周りを見渡しても、あるのは白ばかり。 どうやら、病院みたいだ。 その直後、思い出した瑠衣と赤い光景。 「イヤーーーーーーーーっ!!」 瑠衣は何処にいる? どうして、今隣にいないの? 「美幸っ?!」 ガチャっと、開いた個室の引き戸。 その姿は、求めていた彼じゃない。 「美幸、どうしたの?!」 走って現れたのは、希望と優也。