僕はかぁちゃんが動物や人に対して本当は優しいって言う事を知ってる。
だから野良猫だった僕やパンを拾っては家の子!とみんなに紹介してはみんなを困らせてた。
でも外にもかぁちゃんに懐いてる猫が居るなんて…
僕と言う猫が居ながらかぁちゃんは…
でもかぁちゃんだから許される事なんだよな!
僕はライバル出現に驚いたけど…
かぁちゃんのやってる事を否定しない…
これがうちのかぁちゃんだから…
マーは僕達には余り竹輪をくれないのになんで外の猫だけ竹輪をあげるんだ!
ってご立腹だった。
【ただいまぁ~】
かぁちゃんが帰って来た!
僕は急いで玄関に走って行った。
【おう!ジャムお出迎えご苦労様!】
かぁちゃんは靴を脱ぐと僕の頭を撫で抱っこしてくれた。
これは僕の唯一みんなに自慢できる特権なんだよ!
他のみんなは余り抱っこして貰え無い…
抱っこされても直ぐに降ろされてしまうからね。
僕だけはずっと抱っこしてくれる。
僕が五月蠅いから…
そう言う話もあるんだけど…
でもかぁちゃんに抱っこされると僕は本当に安心する。
お兄ちゃん達じゃ無くてね…


