…………………………
かぁちゃんの様子がおかしい…
何故だろう？
何か毎日、毎日、帰りが遅い。
帰って来ても…
皆が寝しずまった後に起きて来ていつも泣いてる…。
僕はかぁちゃんと一緒に寝てるから一緒に起きてリビングに行くけどかぁちゃんは毎晩の様に泣いてる…
僕を抱っこして泣く事の方が多い。
僕はかぁちゃんの濡れたほっぺを舐めてあげると…
心配してくれるのはお前だけだね。
ジャム…
お前が喋れたら本当にどれだけいいか…
私の悩みもちゃんと聞いてくれたかな？
といつも口癖の様に言う。
僕は喋れ無いから…
喋れたら本当にどれだけいいか…
僕だって思う。
かぁちゃんが何に悩んでて何故？泣いてるのか？聞けるのに…
僕は猫だからニャ～って言う鳴き声しか発せない。
かぁちゃんは僕の鳴き方で鳴き声で何がして欲しいのか？何なのか？全て把握してる。
でも僕はかぁちゃんの言葉は理解出来るけど全部を理解出来無い。出来て無い…
だから泣いてるかぁちゃんの心境が分から無い。知りたくても猫の僕には限界がある。
