「あ、おはよー。」



私は元気に舞に挨拶をした。


たまたま校門前であったのだ。


「はよー。ねみぃなー。あ、昨日大丈夫だったか?」




「な、なんで?」

なんで舞が知ってるの?

もしかして見てた?

「だって、変な噂流れてたんだろ?」


なーんだ。

そうだからか。


「舞、知ってたの?
私が大変なことになってるって。」



「まぁ、なんとなく?」


舞のことだから心配してくれたんだろう。



それがとても嬉しかった。


「おい。なにニヤニヤしてんだ。
気持ち悪りぃぞ。」



「ちょっと‼失礼ね‼」



「んだよ。本当のことだろ?」


「もう。」


こんな感じで、笑いながら、下駄箱のところまで、仲良く喋りながらいった。