君は男で、私は女で。。

「よし、帰るか。」

舞がこの台詞を言ったのはみんなが帰ってから2時間後。

いくら午前中に終わったからといって2時間も経てば、お昼になっていた。


勿論、いるのは舞一人。


異様な静けさの中、舞の声だけが響いた。


扉は防音設備があって、なにも外から聞こえない。

勿論、優が大変なことも舞は知らない。


舞は重い腰を上げた。


ずっと立ってなかったからよろめいてしまった。


「俺も、もう年かな・・・」


そういうことをしみじみと考えながら、扉の方に向かった。



一回開けるかどうか戸惑ったが、

なにか決心したかのように



舞はゆっくりと扉を開けた。