「確か、こっちだったと思うんだけどなー」


優は焦っていた。


ゆっくりいったのはいいが、道に迷ってしまったのだ。



「方向音痴かな?私。」



優はそんなことなどを考えながら探した。

しかし全然見つからない。


誰かに聞こうとしたが、誰もいなかった。


「やっぱり、田舎の方がいいのかな…
私、都会きても役に立たないし……」


優はそうしょげていた。

すると、馴染みのある声が聞こえてきた。


「お、優じゃん!どうした?迷った?」